学生生活スタート ~みんな心の壁を張っている~
入学式から始まって怒涛の勢いで1週間が終わったことでしょう。
皆さんは友達ができましたか?私は通い始めて1ヶ月はなじめていませんでした。1クラス40人くらいのクラスでプリントを渡すときくらいしか話をしないような状況でなんとかしたいなと思いつつ、何もできずつまらないなぁと思いながら通っていました。学校の最寄駅に着くとお腹が痛かったですね。今思えば、かなりのストレスを感じていたと思います。
話ができる友達がほしかった。きっかけはエヴァだった!?
ある時、一人がアニメのエヴァの話をし始めたときがありました。これはキターと思い、会話の中に入っていきました。この時動いてなかったら、仲がいい人はできなかったかもしれません。高専はオタク気質の人が多い(偏見)を持っていたので、受験が終わってからは話題についていけるようにアニメや漫画をひたすらに見漁っていました。まわりのクラスメイト達も一気に打ち解けてオタクトークに花を咲かせてなんとなく、私自身も学校に通うのが楽しくなってきました。
みんな、話せば楽しいのに始めに話始める様子をずっと牽制しているんですね。あいつオタクだ!って引かれるのが怖くて、なかなか話できないんですね。最初に物事を始める人間ってすごいですよね。リスクはある。でも踏み出さなきゃ始まらないということをその時、実感しました。
部活勧誘の嵐
高専は部活も活発に行っています。地区によって○○が強いとか特色があります。お昼休みと放課後は上級生が教室に入ってきて、○○部入らない?マネージャーやらない?としつこく勧誘してきます。特に女の子はどの部活もマネージャーを獲得したいので、女学生にアピールをするのです。男でも体格が良い人ほど、上級生に目を付けられ勧誘を受け続けます。自分のやりたい部活に入るのが一番だとわたしは思います。部活の登録日まで1ヶ月あり、自分の教室なのに形見の狭い思いをしたものです。一番年上で20歳の人から勧誘をされる訳ですから圧がすごかったですね。部活勧誘の話を聞かないと先輩にいじめられるのではという恐怖もありましたからね。勧誘を受けるうちに一つの疑問が湧いてきました。「元○○部だったらしいね。その経験を活かして××を始めてみない?」という勧誘を受けたからです。何で私が元○○部って何処から漏れたのだろうか?凄く怖かったですね。出どころはずばり先生です。学生の個人情報は先生が握っています。部長は先生から中学時代に所属していた部活を教え、各々の部活で勧誘活動をするのです。
部活は必ず入らないといけないの?
部活は先生からは基本的に所属することを勧められました。理由としては高専生活は5年間なので就活の時に「勉学以外で何か頑張ったこと」をアピールするためのネタとして勧めるわけですね。わたし自身も5年間、部活に所属しました。4年生後半からは行きませんでしたが…それはまたの話として。部活で大会に出場し、成績を収めましたというのが理想的ですが、5年間継続したというエピソードが重要なわけです。派手な体験やすごい結果は他の人も同じことをアピールするでしょう。地道に工夫しながら継続したという経験が後に大きなちからになります。