インターンシップ

インターンシップとは

簡単にいうと職業体験です。学生が興味のある企業などで実際に働いたり、訪問することです。実際の業務や働く環境の体験を通じて、業務内容や働くことの理解を深めることを目的としています。気になる企業・業界に最短で1日、長いところだと1か月程度受入期間を設けてくれている企業もあります。企業によってはお給料を出してくれるところもあります(お金がほしくて選ぶのはおすすめしません)

高専生のインターンシップ

高専4年生、専攻科1年生になると単位取得のためインターンシップに行くことになります。時期は夏休み期間で7月~9月の間です。最近はコロナウイルスの影響でインターンシップ自体がなくなっていることも多いですがわたしの経験として記載します。4年生は2週間、専攻科生は1か月間受入先を探して参加します。インターンも企業と大学の2種類あります。個人的には進路が編入学だとしても就職だとしても企業へ行くことを強くおすすめします。

一般的な大学は全て自分で企業にES(エントリーシート)を作成して、面接して合格者が参加できるという流れ。それに対して、高専は学校へ企業側から受入ますので、是非来てくださいという広告を持ってくるので、高専生は数ある選択肢から好きな企業をチョイスすることができます。凄いですよね!わたしは地元の大学の友人とインターンの話題になって、恵まれていることに気づきました。

大学にインターンシップ行く場合もあります。高専が多いのは豊橋技術科学大学と長岡技術科学大学が主ですね。各学校で学科ごとに割り当てられた研究室にお世話になります。その中で課題が与えられ、最後にまとめとして発表をするのがどこにいってもあります。学科でも関係のない専攻分野に行くこともあるので、その点のマッチングに注意が必要です。場合によってですが、行く人がいないから行ってくれないかという教授からのお願いでしぶしぶいった学生を見たことがあります。教授同士のつながりのために大切なインターンを決めるのは絶対にやめましょう。全く行く気がない企業に行ったほうが全然いいですね。

インターンシップに参加する

インターンシップに参加すると決まったら、まずはやることがあります。

まずは持ち物。共通しているものを記載しました。

〇筆記用具
〇携帯電話
〇メモ帳・ノート(受入先の企業では、1日経験したアウトプットの資料を提出が求められるところもあります。)
〇腕時計(意外と大切。安いやつでいいです。身に着けましょう。)
〇ハンカチ・ポケットティッシュ
〇クリアファイル(インターン先で資料を頂いたときに保管用)
〇デジカメ(写真を作成。夏休み明けの発表会でネタで使うのでほぼ必須です。)

あとは、服装の決まりはあるか事前に確認しておきましょう!
企業によって様々です。わたしの場合は学校で使用している作業着を持参するよう言われましたね。

私の場合は、インターンシップの最終日に学んだことをお偉いさんの前で発表しました。
学内の発表会にも使う内容だったので、丁度いい練習の機会だと思いました。緊張しましたね。

インターンシップ後にやること

インターンが終わったら、すぐやることがあります。

お礼状を書いて、送ること

です。企業さんもタダで受け入れている訳ではなく、企業のアピールとして行っています(社会貢献や優秀な人材を捕まえるため)。

私は第一志望の企業さんにインターンに受け入れて頂いたので、私もせっかくなのでアピールチャンスと思いお礼状を書きました。

お礼状の内容としてはまずお礼ですね。次に貴社を第一志望としており、エントリーしますのでよろしくお願いいたしますと言った内容を記載しました。

受かった後で人事担当者と話した際、けっこう印象が良かった、本気さが伝わってきたと話してくれました。

お礼とお詫びは早い方がいいと言いますから、あのとき行動して良かったと思っています。

発表会

夏休み明けてすぐにインターンシップの体験発表会があります。いろんな企業に行って学んだことを聞く機会です。正直、発表会より後から実際どうだったかを聞く方がよっぽど面白かったですね。企業の裏や思っていたことと違う・合ってる・良かった…etc。高専が技術系の学校なので、工場や倉庫にみたいなところに行く人が多かったですね。なかでも安全についてどうだったかの発表をしている人が多い印象があります。学校側としても安全について学んできてほしいという思いがあるので、そういった視点で企業を見ることがインターンでは重要だと思います。

おわりに

インターンにほぼ絶対いける高専生は、企業の中に入ってその性質を見ることができる貴重な時間です。私は学校の体験とは別に応募してインターンに行きました。一日だけのものでしたが、学生のうちに企業を知ることができる手っ取り早いのはインターンだと思ったからです。また興味のある企業にこのインターンで個人として自分を知ってもらうこと(アピール)にも繋がる可能性があります(企業によって考え方は異なります)就職希望の人も進学志望の人も貴重なチャンスをより良いものにしましょう↑↑

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